イベントの会場装飾などに用いられるトラス。
今回は、【トラス】の用語解説と施工例を見ていきます。
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トラスとは
本来、トラスというのは構造形式の一種です。
支柱(面)に対して、(基本的には)三角形になるようにサブの支柱を加えていき、
効果的に力を分散し且つ軽量な建築部材となるよう設計されています。
素材は木材や鉄、アルミなど多岐に渡り、身近なところでは段ボールなどもトラス構造を用いています。
イメージしやすいところで言うと、東京タワーなどはトラス構造を全面に利用した建築物です。
イベントに用いられるトラス
イベント装飾に用いられるトラスは、基本的に軽量なアルミ素材のものが多く、
建築で用いられるメガトラスのような大掛かりな物は使用しません。
基本的には300mm×300mmや、600mm×600mmなどの小径のアルミトラスを使用します。
接合部分は専用のクランプを使用し、大きさや角度を調整します。
軽量な為、転倒しないようにウエイトで錘を乗せるか、地面に固定する方法が一般的です。
様々な活用方法
シンプルな作りが故、一見活用方法に限りがあるように思えますが、そんな事はありません。
ステージショーのメイン装飾にトラスを用いた例
スポーツイベントのアーチトラスサイン
イントレとトラスを組み合わせた屋外映画上映会
他にも、展示会のブース装飾としてトラスを使用したり、ジョーゼットと組み合わせたりと、想像力次第で多様な使い方ができるのがトラスの良いところです。
もしかしたら、「こんな装飾がしたいけど、予算の都合で出来なさそう」「頭の中ではイメージ出来てるけど、現実に落とし込めない」
そんなお悩み解決の糸口になるかもしれませんね。
まとめ
今回は、トラスの基礎知識と活用方法について解説していきました。
もしかしたら実はまだ発見されていないトラスの使い方があるかもしれませんね。
このブログでは、イベントに関する豆知識や施工事例を不定期で更新しています。
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