loader image
NEWS

お知らせ

《2025年最新版》イベント業界で“オタク”が輝く。【後編】 150 150 東真トリニティー
《2025年最新版》イベント業界で“オタク”が輝く。【後編】

《2025年最新版》イベント業界で“オタク”が輝く。【後編】


1. 応募が増えている理由:イベント業界は“オタク”を求めている

 

2025年の今、アニメ・ゲーム・インフルエンサー案件が増えるにつれて、企業側も「ファン心理を理解できる人材」を強く求めるようになっています。

  • 「この作品のファンなら、どういう装飾が刺さるか?」

  • 「推し活世代にウケるフォトスポットは?」

  • 「SNSで拡散されやすい仕掛けは?」

こうした感覚は、実際にオタクとして現場に通っている人の方が断然強い
つまり、あなたの“好き”が会社にとっての大きな武器になるのです。


2. 施工会社での働き方:日常の流れ

 

では、施工会社で働くとどんな日々になるのでしょうか?
ざっくりと1週間のイメージを紹介します。

  • 火曜日:打ち合わせ→現場
    クライアントやチームで施工内容を確認、資材を倉庫からピックアップ。
    終わったら今日は、別の現場に向かいます。

  • 水曜日:現場→打ち合わせ
    ホテルで看板の設営、撤去を行います。
    会社に戻ったら、担当者と翌日の施工について打ち合わせ。

  • 木曜日:アニメイベントの設営
    会場入りして装飾を組み立て、レンタル備品を配置します。
    安全を確保するため、カラーコーンも並べましょう。

  • 金曜日:本番サポート(立会い)
    イベント当日、装飾に問題が無いかチェック。来場者の反応を間近で感じられます!

  • 土曜日:撤去・片付け
    イベント終了後は速やかに撤去。倉庫へ返却・保管。
    次回使いやすいように、しっかりと管理します!

土日祝はイベント本番が多いため、シフトは流動的。ですが、その分「毎日同じルーティンでは飽きる」という人にとっては刺激的な環境です。


3. 施工会社で働くメリット

 

  1. 世界観を作る力がつく
     アニメやゲームの“世界観再現”に携われる。オタクの知識が評価される瞬間。

  2. 多彩なスキルが身につく
     設営ノウハウ、デザイン感覚、現場マネジメント、クライアント対応など、社会人としての基礎が幅広く身につく。

  3. 達成感が大きい
     会場が完成した瞬間、観客の歓声を見た瞬間に「やって良かった」と思える。

  4. キャリアの選択肢が広い
     現場経験から営業や企画へのステップアップも可能。将来はイベントプロデューサーを目指す道も開ける。


4. 応募する人が知っておくべきこと

イベント業界に応募する前に、知っておくと良いポイントがあります。

  • 体力は必要:施工には搬入・設営作業がある。ジムに通うより現場が筋トレ。

  • 柔軟なスケジュール感覚:平日休みや夜間作業もある。でも空いてる時期はしっかり休める。

  • チームプレー必須:現場は1人では動かない。協力する力が最重要。

大変な部分は確かにあるけれど、それ以上に「面白い」「やりがいがある」と感じる人が残っていきます。


5. こんな人に来てほしい

  • アニメ・ゲーム・アイドルが好きで、現場でその知識を活かしたい人

  • 体を動かすことが苦じゃない人

  • チームで何かを成し遂げるのが好きな人

  • 自分の手で作った空間がSNSでバズる喜びを味わいたい人

「自分なんてただのオタクだから…」と遠慮する必要はありません。
むしろオタクだからこそ、ファンの気持ちを理解し、施工の現場で光る存在になれるんです。


6. 応募の流れ

求人への応募はとてもシンプルです。

  1. お問い合わせフォームから応募
  2. 履歴書を送付(好きなジャンルや得意なこともアピールOK)

  3. 面接(緊張しなくて大丈夫。あなたの“好き”を話してください)

施工は経験があればもちろん強いですが、未経験からでも学べる環境があります。
現場で経験を積みながら、少しずつ役割を広げていけるのが特徴です。


まとめ(後篇)

  • 今、イベント業界は“オタク文化”で盛り上がっている

  • 施工会社は、その世界観を実現するクリエイティブな現場

  • オタクの感覚や知識が、そのまま武器になる

  • 応募は未経験でもOK。現場で経験を積めば必ず成長できる

あなたの“好き”は、ただの趣味じゃありません。
ファンを感動させる空間を作る力に変わるんです。

さあ、次はあなたが現場で輝く番です。

《2025年最新版》イベント業界で“オタク”が輝く。【前編】 150 150 東真トリニティー
《2025年最新版》イベント業界で“オタク”が輝く。【前編】

今、イベント業界で“オタク”が輝く。

 


1. 業界の“今”と変化:アニメ・ゲーム・インフルエンサー案件が熱い

 

ここ数年、イベント業界は大きな変化を迎えています。
以前は企業の株主総会や展示会、周年パーティーといった「ビジネス寄りのイベント」が中心でしたが、昨今はアニメ・ゲーム・VTuber・インフルエンサー系のイベント案件が急増中。

アニメ映画の公開記念イベント、人気ゲームのリアル展示、YouTuberや配信者のファンイベントなど、“オタク文化”がイベント業界の主役になりつつあるのが2025年の特徴です。

その結果、「イベントが好き」「コンテンツが好き」「オタクとして誰よりも現場を理解できる」人材の価値がどんどん高まっています。
つまり今は、“好き”を武器にできるチャンスが広がっているんです。


2. イベント会社で働くって何をする?— 弊社の役割

 

「イベント会社」と一口に言っても、役割は幅広いです。
大きく分けると以下の3つに分かれます。

  1. 企画・演出を考える会社

  2. 運営進行を管理する会社

  3. 実際に会場を作り上げる施工会社

弊社はこの中でも 「施工」 をメインに担当しています。

  • 会場装飾の設営・撤去

  • 木工パネルやバックパネルの制作・設置

  • ホテル宴会場の看板設営

  • 商業施設や屋外イベントの装飾

  • レンタル備品(テーブル・椅子など)の提供と保管

つまり、机上のアイデアを実際の空間に変えるのが施工会社の役割です。
企画がどんなに優れていても、現場で形にできなければイベントは成立しません。
お客様や来場者が感動する「空間体験」は、施工の力で実現していると言っても過言ではありません。

特に最近では、アニメやゲーム系イベントの装飾で「世界観の再現」が求められるケースが増えています。舞台セットのような装飾やフォトスポット作りは、ファンの心を掴むための重要要素。ここに“オタク視点”が活かせるんです。


3. “良いところ” — クリエイティブとやりがい

 

施工の仕事は「体力的に大変そう」というイメージを持たれがちですが、実はとてもクリエイティブな仕事です。

  • アイデアを形にできる:図面やデザインを実際のサイズで具現化する瞬間は格別。

  • 来場者のリアクションが直に見える:写真を撮る人、歓声をあげる人、その笑顔がやりがい。

  • チームワークの達成感:現場ではスタッフや協力会社と連携し、一体感のある達成感が味わえる。

  • オタク知識が武器になる:作品やキャラを知っていると「ファンが求める表現」を的確に再現できる。

特に近年はSNS時代。施工した空間が拡散され、何万人もの目に触れることも珍しくありません。自分の手で作った現場が“推し活の聖地”になることだってあるのです。

 


4. “大変なところ”は?

 

もちろん大変な面もあります。

  • イベント前は深夜作業や早朝設営がある

  • 土日祝に仕事が入りやすい

  • 会場トラブルへの即対応が必要

ただ、これらは「チームでカバーできる部分」が多いです。昔ほどブラックな働き方が当たり前ではなく、働きやすい環境整備も進んでいます。

むしろ、現場の変化に柔軟に対応できる力が身につくので、社会人としての“総合力”を鍛える場とも言えます。


5. 向いてる人/不向きな人

 

イベント施工の現場で輝くのは、こんな人です。

  • 好きなジャンルに情熱を持てる人

  • 細部にこだわりたい人

  • 体を動かすのが苦じゃない人

  • 突発的なトラブルも楽しめる柔軟性がある人

  • 人と協力するのが好きな人

逆に、ルーティンだけを望む人、毎日同じ時間に出勤したい人には向きません。
ただし「自分はオタクだから…」とためらう必要はありません。むしろ、ファンの心理を理解できる人は業界で強い武器を持っています。


6. キャリアの描き方

 

施工会社に入ったからといって、ずっと作業員だけを続けるわけではありません。

  • 最初は現場補助から:設営のサポートや撤去作業で基礎を学ぶ

  • 次に現場を仕切る立場へ:スタッフ管理、進行チェック

  • 企画や営業にも挑戦:お客様への提案、イベント全体のプロデュース

施工の知識をベースに、将来的には企画・営業・ディレクションに広がっていきます。
また、アニメ・ゲーム・インフルエンサー系イベントの経験は、自分のポートフォリオにもなります。好きな業界で働き続けたい人にとって、キャリア価値は非常に高いです。


まとめ(前篇)

 

今回の前篇では、イベント業界の最新トレンドと、施工会社としての役割や魅力を紹介しました。

  • 2025年は「オタク文化×イベント」が主流

  • 施工は“アイデアを現場に落とし込む”クリエイティブな仕事

  • 体力面はあるが、やりがいやキャリアの可能性は大きい

次回の後編では、**「応募のポイント」「実際にどんな働き方ができるか」「求人に応募するメリット」**などを具体的に解説します。

あなたの“好き”が、ファンを熱狂させる空間を作る力になるかもしれません。

モニター埋込式の木工制作 600 450 東真トリニティー
モニター埋込式の木工制作
こんにちは!東真トリニティーの岩崎です!
展示イベントなどで活躍する「モニター埋め込み式」の展示台。
モニターのメーカーや種類によってサイズも重さも違うからどうしよう・・・
今回は、モニター埋め込み式の展示台についてご紹介致します!
 この記事はこんな人におすすめ!
💡展示イベントでモニター台を作りたい
💡モニター台の発注方法が分からない
💡イベント会場をカッコよく装飾したい!

イベント会場でよく目にする「モニター」。

展示方法は様々ですが、一般的には「モニタースタンド」や「壁掛け金具」などを使用することが多いかと思います。

でも、せっかくイベントの装飾をするなら、なるべくフラットに、見栄えの良いカッコいい装飾にしたくないですか?

 

そこで登場するのが「埋め込み式」ってワケです。

 

 

 

埋め込み式の作り方

 

作り方は至ってシンプル。

木工の展示台に、開口をするだけです!

 

モニターの有効表示寸法に合わせ前面を開口し。モニター本体は裏側から当て、木材とビスでガッチリ固定します。

今は丸裸ですが、これから経師をしてきれいにお化粧しますよ!

 

今回は、モニターと一緒に内部にPCもセットしたいとの要望があったので中身は広く、コード配線用の穴も開けました!

会場の床コン(床に埋め込まれているコンセント)から電源を引きます。

 

 

開口サイズについて

 

開口のサイズは、モニターの説明書に記載の「画面サイズ」ではなく、実際に光って表示される部分の「実寸」が良いですね。

画面サイズで開口を作ってしまうと、実際にモニターを取り付けたときに、ベゼル(モニターの枠)が見えたり、

[一見液晶画面っぽく見えるけど、実は映像が出力されない部分]が見えたりしてしまいます。

 

実際に現物を見て測るのがベストですが、難しければ「有効表示寸法」で製作しましょう!

数量がたくさんある時や、同じ空間に複数台設置する場合は、なるべく同じ型番のモニターだときれいに仕上がります。

 

 

まとめ

 

今回は、埋め込み式のモニターと木工の開口処理についてご紹介致しました!

ちなみに、同じ方法で、大型のLEDビジョンやスクリーンなどにも合わせて木工製作をすることができます。

今やイベント会場装飾にとってビジュアルのメインにもなり得る映像展示ですが、自由度の高い「木工製作」と組み合わせることで展示の幅を更に広げる事が出来ますね!

イベント会場の装飾や演出でお悩みの方は、モニターやビジョンの周りを装飾するだけでもガラッとイメージを変えられるのではないでしょうか。

EZパネル 600 450 東真トリニティー
EZパネル

こんにちは!東真トリニティーの岩崎です!

今回は、展示会場等でよく利用される「EZパネル」についてご紹介致します。

 この記事はこんな人におすすめ!
💡展示会場に簡易的な間仕切り(壁)が欲しい
💡小さなブースを立てたいけど、業者を呼ぶほどでは無い
💡簡易的なバックパネルを立てたい

 

EZパネルは「イーゼットパネル」または「イージーパネル」などと呼ばれます。

通常、イベント会場の間仕切りなどに使用される「オクタパネル」や弊社でも取り扱いのある「木工パネル」との大きな違いは

施工の簡易性」にあります。

オクタパネルの場合は[専用ラチェット]、木工パネルの場合は[インパクトドライバー]や釘、ビス類など、多くの場合で専門の職人さんや業者を手配して施工が行われます。

しかしEZパネルの場合は金属製の足とパネルをマグネットで「パチっ」と付けて行くだけなので、誰でも簡単に施工が可能です。

 

 

スチレンボードを貼る

 

今回は、単体で立てたEZパネルに同サイズのスチレンボードを貼っていきます。

通常は、EZパネルを何枚か連続してマグネットでくっつけていき、1セットの間仕切り(壁)とすることが多いですが、今回は単体で作っていきます。

 

 

並べる

 

ゲストから美しく見えるように、間隔を計りながら綺麗に並べていきます。

今回は、並べ終わったら前に展示台を設置していきます。

 

 

綺麗な展示会場に

 

・EZパネルを立てる

・スチレンボードを貼る

・展示台を並べる

 

これだけで、何も無かった空間に一つの展示会場が出来上がりました。

EZパネルはこのような使い方の他にも、角度を自在に曲げられたり、絵や写真を展示したりなど様々な使い方ができます。

 

ベント会場の装飾方法などでお悩みの方は、是非ご検討ください!

【イベント会場】トラスの活用方法 900 675 東真トリニティー
【イベント会場】トラスの活用方法

 

こんにちは!東真トリニティーの岩崎です!

今回は、トラスを使用した施工事例についてご紹介していきます。

「そもそもトラスって何??」という方は、以前公開したこちらの記事にトラスの紹介がありますので、ぜひご覧ください!

CHECK!!→[トラスとは【イベント用語】]

 

 この記事はこんな人におすすめ!
💡イベント会場入り口の装飾を華やかにしたい!
💡イベント会場にかっこいいゲートを設置したい!
💡バックパネルの他に会場の雰囲気にマッチしたメインビジュアルを設置したい!

 

会場の入り口に、存在感のある入り口ゲートを設置したい場合には、トラスを使用した入り口ゲートがおすすめです。

上部に看板を設置することで、イベントに参加する高揚感を与えることができます。

 

木工パネルとカーテンで装飾を施せば、さらにエレガンスな雰囲気を演出できますよ!

 

スポーツイベントのSFゲートに

 

さらに大型の物を導入すれば、スポーツイベントのスタート/フィニッシュゲートにも使用できます。

ゴールテープだけでは、見栄え的にも選手からの視認性を考えても、不十分な場合が多いです。

トラスを使用したゲートを設置することで、ゲストからも選手からも見やすい、目立つサイネージにしてしまいましょう!

スポンサーロゴなどを印刷して表示することもできます!

 

 

イベントステージのメインビジュアルに

 

ステージ上にトラスを組んで、ビジュアルを印刷したターポリンを設置することで、イベントのメインビジュアルにすることができます!

屋外に設置する場合は、強風などの影響を考えてトラスの後ろにイントレを組み、そこにウェイト(重り)を置くなどで対処可能ですよ!

 

巨大なスクリーンに

 

トラスで組んだ枠の中にスクリーンを取り付ければ、屋外で使える巨大なスクリーンに。

会場の大きさやゲストの数によってサイズが変えられるので、様々な会場に導入できます!

Check!!→[GreenNightCINEMA]

 

まとめ

 

ライブ会場の照明や音響の設置用で使われることの多いトラスですが、アイディア次第で様々な使い方ができます!

イベント会場の装飾や演出でお悩みの方は、ぜひ視野に入れてみてくださいね!

2024年度前期安全管理講習会 600 450 東真トリニティー
2024年度前期安全管理講習会

 

安全管理講習会の様子

安全管理講習について

弊社では年に2度、施工スタッフを中心に安全管理講習を開催しています。

この講習会は、社員一人ひとりが安全に対する理解を深め、日々の業務において安全意識を高めることを目的としています。

イベント施工は常にリスクと隣り合わせです。

特に大型イベントや商業施設での施工は、周囲の人々の安全を確保することが最も重要です。

そのため、弊社は安全教育に力を入れており、全社員が安心して業務に従事できる環境を整えるべく、定期的に講習会を実施しています。

 

安全管理講習会の様子

2024年度前期安全管理講習会

今年の前期講習会は2024年4月30日に行われました。

参加者は総勢30名で、午前の部と午後の部の二部制で実施しました。

今回の講習会では、以下のような内容が含まれていました。

  • 安全管理の基本原則と最新の法規制についての講義
  • 実際の施工現場でのリスクアセスメントと対策方法のワークショップ
  • 過去の事故例を基にしたグループディスカッション
  • 安全器具の正しい使用方法の実演

参加者からは、「普段の業務で見落としがちな点を再確認できた」「具体的な事例を通じて、より現実的な安全対策を学べた」といった声が多く寄せられました。特に、実演やディスカッション形式のセッションが好評で、参加者同士の意見交換も活発に行われました。

まとめ

今回の講習会を通じて、社員全員が改めて安全管理の重要性を認識することができました。

弊社では今後もこのような安全管理講習会を定期的に開催し、全社員が最新の知識と技術を持って業務に取り組めるよう努めてまいります。

また、お客様に安心して弊社のサービスをご利用いただけるよう、引き続き安全第一の姿勢を貫いてまいります。

引き続きのご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

東真トリニティーでは

など、イベント会場装飾に関する様々な業務を承っております。

今後も安全管理を徹底し、社員一同、安全第一で業務に取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

イベント業界で働く事は本当にキツイのか 700 539 東真トリニティー
イベント業界で働く事は本当にキツイのか

 

イベント会社と一口に言っても、その中身は様々である。

今回は実際にイベント施工会社に勤務するスタッフ(筆者)に密着して1日の流れを紹介すると共に、これからイベント業界に足を踏み入れる事を検討している諸君にイベント業界の実態を包み隠さずお伝えしよう。

尚、本稿は本サイト内の施工事例や豆知識系の記事とは異なり、文豪スタイルで進めていく事を先述しておく。

(その方が面白そうだからである。)

 

前置きとして、弊社は「イベント施工/製作会社」である。

企画営業や提案なども業務はグループ内の別会社で担っているため、今回は「施工/製作」に絞った内容となることを申し添えておく。

 

この記事はこんな人に読まれています!
💡就職(転職)したいけど、どんな仕事が向いているかわからない
💡イベント業界ってキツイって聞くけどマジ?
💡イベント施工の1日ってどんな感じ?
💡毎日違った事ができるような仕事を探している

イベント施工スタッフがすること

私の勤務する施工会社では、施工スタッフの主な仕事は大きく分けて4つある。

 

①ホテルの宴会場に看板を吊ったり、バナーを吊ったりする【ホテル宴会場装飾】

②商業施設のショーウィンドウ装飾や、アニメ/ゲームなどの展示イベントを施工する【セールスプロモーション装飾】

③結婚式場やホールにテーブルなどのレンタル物品を納品する【レンタル業務】

④他、屋外や半屋外などでイベント会場の設営を行う【屋外イベント装飾】

 

などだ。他にもあるがメインは上記の4点だ。

「他」とは、まさに今私が行っているHP内の記事作成であったり、倉庫内の物品管理であったり、清掃業務など大概の企業で行われる業務の一端だ。

「施工会社」と謳っているのにも関わらず、他の業務もせねばならぬのか。といった疑問にあらかじめ答えておく。

「しても良いし、しなくても良い。」

とりわけ弊社では、施工のみをひたすらこなす屈強な従業員もいれば、社内で業務をこなす所謂「内勤」の従業員も存在する。

さらには私のように、現場を回りながら社内での業務もするなど、従業員の適正や性格、やりたい事に応じて様々な選択ができるのが特徴である。

基本的に弊社は「こんな仕事がしたい」「こういった会社にしていきたい」といった向上心のある人間には非常に寛容で、それが個人のスキルアップ(もちろん会社の利益にも)繋がる事が前提ではあるが業務の選択の裁量が比較的広い。

かく言う私も日々、施工現場を周りながら提案資料の作成やHP記事の更新をしているが誰かに命令される訳でもなく、全て自分の意思で行っている。

具体的にどのような仕事が多いのかについては是非HPの実績紹介を見てほしい。

→東真トリニティーの実績紹介

 

 

施工スタッフの1日の流れを包み隠さずご紹介

 

前置きが長くなったが、本稿をご覧の方は主に「イベント業界に興味がある」「イベント施工の求人を探している」「イベントの仕事がしたいが不安が多い」

などのお悩みをお抱えの方が多いのではないだろうか。

 

その中には「結局のところ、一体何してんの?」といった疑問が生じるのも自然である。

せっかくこの記事まで辿り着いてくれたあなたに、我が社の施工スタッフ(筆者)の1日と、イベント業界の全てを包み隠さずご覧いただこう。

 

きっとこのページまで辿り着いた方々は、「イベント業界 きつい」「イベント会社 やばい」などとネガティブな検索をしてここまで来たに違いない。

しかし安心して欲しい。

この記事ではイベント業界を「よく魅せる」ことも「悪く見せる」こともしない。

 

これが、とあるイベント会社のリアルである。

 

 

①シフトの確認

 

出社したらまずはシフトを確認する。

管理スタッフが作ったシフトを確認しながら、

「今日は●時に▲▲ホテルに行って、看板の設営。その後×時に■■にテーブルの納品だな」

などと独り言を言いながら頭に入れる。

独り言は言わなくても良いが、言う人がほとんどである。

個人の見解だが、この時に独り言を言うのは「なんか仕事してるっぽい感じ」を醸し出せるからである。

 

 

②積み込み

 

場合によっては前日の夜に積み込むこともある。

「テーブルは最後に納品だから下のほうに積んで、看板は朝イチで設営するから上に積むか。」

などと独り言を言いながら積み込む。

もちろん、独り言は言わなくても良いが、言う人が多い。

その方が「なんかちゃんと仕事のこと考えてる感じ」に見えるからである。

 

 

③シフト通りに設営、撤去

 

弊社の場合実際の施工現場の比率で言えば、『看板』が大きな割合を占めているが、木工のバックパネルを立てたりするような大きめの現場も多い。

基本的には設営時間や撤去の時間は「◯時〜◯時の間に設営(撤去)してね」と指定されている。

時間に間に合えばOKなので、時間が空いてしまったら車の中で寝たり、NetFlixやYouTubeを観ている人もいる。

この時間を有効活用できるかが、イベント業界で働く事にメリットを見出すチャンスである。

実働中ではあるので何かあれば現場に駆けつけなければいけないが、何もなければ場合によっては数時間単位で時間が空く。

車内で完結できることで潰しておきたいタスクがあればこの時間を有効活用すると良いだろう。

とりわけ私の場合はパソコンの業務をしたり、翌日のシフトの確認をしたりと非常に忙しなく過ごす事が多い。

空いた時間は自己研鑽により将来の自分への投資となるに相違ない。

丸一日通してガッツリ現場施工に入る[大型現場]や、看板を吊りに行くだけの[レギュラー現場]まで、日によってやる事がガラリと変わるので、「毎日同じ事をひたすら繰り返す作業」が苦手な人にはイベント業は向いているかもしれない。

 

 

④部材の返却

 

撤去した看板や部材などを車から降ろし、所定の位置に戻す。

撤去された看板は看板製作部隊が貼り込み、翌日以降の看板へと生まれ変わる。

いい加減な置き方などをすると翌日の現場や積み込み時に困るので、「日頃から整理整頓が苦手」という人には難しい仕事かもしれない。

 

 

後編へつづく

 

以上が、都内近郊で働くイベント施工会社勤務20代男性のリアルな1日である。

どう思うかはこの記事を見た各々の所見に委ねる事とする。

次項では、イベント業界についての実情や裏側などを、余す事なくお伝えする。

「拘束時間が長いと聞いた」「友達が暴言を吐かれてたらしい」

など、諸君が不安に感じているであろうイベント業界で働く事への疑問の核心にせまろう。

 

イベント業界で働く事は本当にキツイのか【PART2】へつづく

イベント業界で働く事は本当にキツイのか【PART2】 700 466 東真トリニティー
イベント業界で働く事は本当にキツイのか【PART2】

 

 

本稿はPART2である。

前編はイベント施工会社で働く20代男性の1日に密着した記事となっている為、興味のある人は覗いてみると良い。

 

→イベント業界で働く事は本当にキツイのか【PART1】

 

 

この記事はこんな人に読まれています!
💡就職(転職)したいけど、どんな仕事が向いているかわからない
💡イベント業界ってキツイって聞くけどマジ?
💡イベント施工の1日ってどんな感じ?
💡毎日違った事ができるような仕事を探している

イベント業界はツラいのか?

 

イベント会社の評判を聞くと、「拘束時間が長い」「先輩や上司が厳しい」「シンプルにキツイ」などとあまり良い噂がない。

しかし、これらの意見は総じて「1日だけ派遣スタッフとして入った人」や「数時間バイトで働いた人」がほとんどである事も事実。

ここからは20代の大半をイベント業界に捧げた私が、これらの疑問に対して非常に主観的な考察を述べたいと思う。

これからイベント業界に足を踏み入れたい人や、高給なアルバイトを探している人は是非参考にして欲しい。

 

 

イベント業界は拘束時間が長いのか?

 

A.長かったり、短かったりする

ここで嘘を言っても不毛な時間を作ってしまう為、公明正大に事実を述べる事とする。

 

暇な時期は1日に3〜5時間程度で帰る事も。

逆に忙しい時期は12時間を超えたりする場合もある。

しかしここは各社の企業努力の過程で改善されつつあるのが実情である。

どこの企業も若者に働いてほしいからと躍起になって拘束時間の短縮に心血を注いでいる。

弊社もその一つであり、週間の休日数や勤務時間などが役職者により厳しく(時にやんわりと)管理されている。

他業種と同じく、ひと昔前の「死に物狂いで血反吐を吐きながら定年まで働き、走馬灯には仕事のシーンしか映らない」時代は終焉を迎えた。

 

ただ肝に銘じておいてほしいのは、『イベント業界』と言う事である。

ライブやイベント事に精通している諸君であれば容易に想像がつくであろうが、イベントには昼も夜も無い。

時には深夜や朝方まで及ぶ作業もある事を覚えておいてほしい。

 

業務委託という選択肢

 

ここまで、昨今のイベント業界ではひと昔前に比べて労働環境が改善されてきている旨を説明してきた。

が、敢えて言わせてもらおう。

 

たくさん働いた方が稼げる!(という考えもある)

 

もちろん、固定給とボーナスをもらい、老後安らかに安寧の暮らしを手に入れるのが正攻法である事は言うまでもない。

しかし私のように若いうちにたくさん働いて稼いで、NISAと投資信託にぶち込んでなるべく早く経済的に自立したい若者が存在するのも事実だ

そう言った若者(若者に限らないが)の為に、弊社では正社員の他に[業務委託]といった雇用形態が用意されている。

これは正社員のように固定給で働く雇用形態とは違い、働いただけ稼げる仕組みとなっている。

とにかく、昨今のイベント業界の拘束時間については選択の幅が広く、ライフスタイルに合わせて働く時間の調整の自由が生まれているのである。

 

 

イベント業界は厳しい人が多いのか?

 

A.ある意味『厳しい』人は意外と少ないかもしれない

 

これは「厳しい人が多い」と言うと語弊があるので強く否定をしておく。

私が入社したおよそ9年前。当時21歳のいたいけな青年であった私は思った。

「イメージと違ってみんな優しい!!」

そう思ったのも束の間。理想は打ち砕かれた。

 

「ちげえよ!!◯◯はこうしろって言ってんだろ!!」

「◯◯も知らねえのかよ!素人じゃねえんだからよ!!」

などと罵詈雑言飛び交う現場。まだ何も知らない純粋無垢な人間に対してあまりにも非道い仕打ちだと当時は考えたものである。

言うなれば、丸裸で戦場に投げ出された少年をサブマシンガンで蜂の巣にしているかのような所業だ。

 

これは後になって知る事であるが、イベント現場(に限らないが)所謂現場仕事に関して言えば、社内の人間で作業が賄えない場合、外注の職人を手配する事態が稀に起こる。

つまるところ、基本的に高級ホテルの宴会場などの仕事が多い為穏やかな人材が会社に残りやすい弊社と違い、外注の職人さんは所謂「職人」であり、言動に棘が生えている人間が多いのである。

しかしある程度交流を深めると、ある真実に辿り着く事になる。

「この人たちは、[現場の国]で生まれた[職人]という人種なんだ・・・!!」

他意はない。

悪意をもって他人を傷つける言動をしている訳ではなく、「その」環境で生活しているから「その」言葉遣いなだけなのだ。

方言や外国語と一緒で、「〇〇は〇〇だからこうしてね」が「ちげえよ!!◯◯はこうしろって言ってんだろ!!」に訳されているだけである事に気がついたのである。

所謂[関西弁]が、「強い口調に聞こえるが慣れれば感情や表情が読める」ようになるのと同じように、職人界隈で培われた独自の言語形態は自ら進んで脳内翻訳を習得する他、攻略の術は無い。

結果としてイベント業界は「厳しい人が多い」のではなく「厳しいっぽい言葉遣いの人が多い」が正しい。

話せば(紳士な人は少ないが)普通のおじさまである場合がほとんどだ。

 

私の場合、上記の理由から職人言語を自ら解読、研究を進め、すでに第二言語として自然と脳内翻訳する術を身につけている為、なんら問題はない。

危惧すべきは、現代日本の若者がその術を自ら学び、習得する事でしか攻略の道を切り拓けない事にある。

なぜなら諸兄には若者に譲歩するだけの脳のメモリが足りておらず、バージョンがアップデートされた新しいスペックの脳を持った若者にしか、OSの更新が困難だからである。

諸君が脳のOSをアップデートし、職人たちとの[言葉の壁]を乗り越え、現代のイベント業界に旋風を巻き起こす事を心より期待している。

ちなみに弊社は先述の通り、穏やかな人員で構成された組織であるので是非安心してほしい。

 

 

イベント業界は「キツイ」のか?

 

A.人それぞれ

置きにいった回答で申し訳ない。

これは心体の両面に関係してくるので一概に回答する事は非常に困難である。

 

基準になるかどうかは定かでは無いが、『体』の面で言えばPART1の筆者が実際に働いている画像を参考にしてほしい。

私は健康体の男性ではあるが、身長164cm、体重47kgの痩せ型体質。

虚弱で貧弱で脆弱ではあるが、日々の業務に支障をきたすような事は無い。

少なくとも弊社のような規模の施工会社では、女性であっても問題なく働ける環境である事を担保しておく。

 

『心』の面はやはり回答に困るが、一つだけ。

これは業界、職種に関わらずどこに籍を置いてもついて回る問題であるが、いくら仕事が楽しくても、多忙であれば心が削れてゆく。

そんな時に何に縋(すが)るのか。

「飯」である。

私がこの仕事を愛してやまない理由の一つが「飯」だ。

その時々の現場付近で、美味い店や弁当屋などをチェックしておき、食いたい物を食う。

時にはジャンキーなファストフード。ラーメン、エスニック、ご当地料理など。

オフィス街付近でキッチンカーが並んでいたらすかさず駆け寄る。

車で現場を回る仕事ならではの楽しみ方である。

コンビニの弁当や近隣のチェーン店に飽きる事はもう無い。

『食』で心が満たされる人間は、長くイベント業界に携われるだろう。

 

 

イベント業界は「いつ」が忙しい?

 

最後に紹介しておくが、弊社の場合の繁忙期は以下の通りだ。

 

■1月→通常期。賀詞交歓会や新年のイベントがちらほら。

■2月〜3月前半→閑散期。イベント自体が少ないので、業務改善や倉庫整理などのインフラを整える準備期間

■3月後半〜4月前半→繁忙期。入学式や入社式などのイベントが一気に訪れる。

■4月後半〜5月→閑散期。通常の看板施工がちらほら。

■6月→繁忙期。株主総会、看板等が一年で最も多い期間となる。

■7月→通常期。落ち着きを取り戻すも夏のシーズンイベントなどがある。

■8月→閑散期。夏祭りなどの設営などがあるが、お盆付近は意外に仕事が少ない。

■9月〜10月→通常期(強)。なぜか結構忙しいが暇な日はすごく暇である。

■11月→通常期(強)通常の現場が増える時期。クリスマスや年末に向けての準備なども。

■12月→繁忙期。特にクリスマス付近は現場が重なる事が多い。

 

 

まとめ

 

最後まで読んでいただき感謝する。

以上が、20代の大半をイベント業界に捧げたひとりの男の個人的見解である。

あくまで個人的見解であるからして、やはり実際に働いてみて自ら実感する事が望ましい。

少なくとも私は、「イベント業界で働いている事」への後悔は一切無いと断言できるし、これからこの業界に足を踏み入れる諸君にもそうであって欲しいと切に祈るばかりである。

 

この仕事に興味がある人は是非一度連絡をしてほしい。

現実で諸君と会える日を心待ちにしている。

 

株式会社東真トリニティー 採用ページ

メッシュターポリン施工 600 450 東真トリニティー
メッシュターポリン施工

 

こんにちは!東真トリニティーの岩崎です!

今回は「メッシュターポリン」についてのご紹介です!

 

 この記事はこんな人におすすめ!
💡屋外にサインを出したいけど風の抵抗が気になる
💡バナーを付けたいけど音や光は透過したい
💡デザインは決まっているがイベント施工会社が見つからない
ターポリンは安価に美しい装飾のできる優れた素材ですが、使用方法や状況によっては注意が必要です!

遮光ターポリンとメッシュターポリンの違い

遮光ターポリンとはその名の通り、光を透過しないタイプのターポリンです。

世間一般的に、所謂「ターポリン」というと遮光ターポリンのことを指すことが多いですね!

メリットとしては

①透過しない為、目隠しなどにも使える ②印刷面積が広い為視認性に優れる

などがあります。

施工時に引っ張りすぎると伸びやすいので注意が必要です。

 

一方、メッシュターポリンは風や音が逃げるように、面に小さな穴がたくさん空いています。

これによって空気の抵抗などを減らすことができる為、屋外イベントなどに向いています。

メリットとしては

①空気抵抗が少ない ②ある程度音の振動を逃すことができる

などが挙げられます。

 

スピーカーを設置した足場の前などにスポンサーバナーを取り付けたい場合などに使いたいですね!

 

 

設置方法

設置方法についてはさまざまな方法がありますが、最も実用性の高い方法はハトメです。

四方にハトメを開けることで、その穴に結束バンドを通し頑丈に設置することができます。

写真を見ると後ろの金網が透けて見えると思います。

これが「メッシュターポリン」です。

 

横幅が10mクラスの大きな物も製作できるので、目立つビジュアルが欲しい場合はもってこいの素材です!

 

 

まとめ

今回はメッシュターポリンと遮光ターポリンについて紹介致しました!

似たような素材でも用途や状況によって使用する物が変わってきます。

イベントの施工や素材についてはイベント施工のプロフェッショナル、東真トリニティーまでお気軽にお問い合わせください!

 

お問い合わせフォームはこちら

東真トリニティー 求人情報 2000 1500 東真トリニティー
東真トリニティー 求人情報

 

こんにちは!東真トリニティーの岩崎です!

東真トリニティーでは、コロナ禍を乗り切り急増したイベント施工の需要に備え、10人〜規模での大幅増員を考えています!

 

💡「イベント現場に興味がある」

💡「内装業や建築関係からの転職を検討している」

💡「時間の融通が利きやすい仕事を探している」

💡「やりたい事がない」

 

など、志望動機はなんでもOK!

 

 

「実際、どんなことやるの?」「イベントスタッフてキツイって聞くけど・・・」

そんな不安を抱えるあなたはこちらの記事をご参考ください!

イベント業界で働く事は本当にキツイのか

 

未経験大歓迎!安全講習や新人研修などを定期的に開催している為、不安なあなたもご安心ください!

 

 

その他、宴会看板をはじめとした様々なイベント現場の施工に携われる為、

「ひとつの仕事をずっと続けているのが苦痛」「毎日違った仕事がしたい」

そんな人に向いています!

過去の施工実績

 

求人情報について詳しく知りたい方はコチラまで!

電話やメールでもご応募お待ちしております!

CONTACT

お問い合わせ

イベント行事に関わることは
東真トリニティーへまずはお気軽にお問い合わせください。

    株式会社東真トリニティー
    東京本社

    TEL:047-351-9811
    住所:千葉県浦安市東野1-18-28

    大阪支店

    TEL:072-269-4966
    住所:大阪府堺市堺区宿屋町西1-2-2