箱根登山鉄道の彫刻の森駅。
彫刻の森美術館で飯川雄大氏のデコレータークラブが開催します!
期間は2022年7月30日~2023年4月2日まで。
現在は期間限定で周辺の駅で猫の小林さんの足跡が見られるそう。
足跡が見られるのは8月23日までなので、まだ出会った事の無い方は、足跡を追いかけて猫の小林さんを探してみてください!
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足跡が見られるのは8月23日までなので、まだ出会った事の無い方は、足跡を追いかけて猫の小林さんを探してみてください!
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こんにちは!トリニティー岩崎です。
今回は、イベントに携わっているとよく出てくる用語、【経師】について、その歴史と現在の経師を比較して解説していきます。
イベント業界で言う「経師」とは、「経師紙」と呼ばれる専用の紙の裏に糊をつけて、様々な物を装飾する技法を指します。
工程で言えば、壁紙を貼るところをイメージするとわかりやすいかもしれません。
壁紙との主な違いは、「紙」と「糊」です。
壁紙は数年〜数十年単位で使用する事が前提ですが、イベント経師の場合数日〜数ヶ月といった比較的短いスパンで使用される事が多いと言えます。
主にイベント業界では、木工のバックパネルや、木工造作の作り物に経師を施す事が多いです。
紙を貼る仕事なのになぜ「経師」というのでしょうか?
そのルーツは8世紀に遡ります。
仏教の布教と共に、お経を紙に書き写す仕事が増えてきました。
その際、お経を紙に書き写す仕事として生まれたのが「経師」です。
お経を写す師(匠)として、写経師とも呼ばれていました。
12世紀に差し掛かると、経巻や巻子本(かんすぼん/けんすぼん)の製本の需要が高まり、それが経師の主な仕事へと移り変わります。
一般的にイメージしやすい様に言うと、お経が書いてある「巻物」を作る仕事です。
17世紀、冊子が流行すると、表紙を装飾する為の「表具師」の仕事が交わりはじめます。
糊や刷毛を使い、紙で装飾する技術が経師の分野に行き渡り始めました。
やがて、屏風や襖(ふすま)などを装飾する職人の呼び名が「表具師」や「経師屋」と呼ばれる様になりました。
時代の変化に合わせる様に、経師の仕事も様々な変化を遂げてきた事がわかりました。
この様な数百年規模で伝わる古い技術や職人の仕事は、技術の進化によって淘汰されていく事が多いです。
例えば、「タイピスト」のような仕事は個人レベルでのパソコンの普及と教育の変化により、誰でも普通にタイピングができるようになり薄れていきましたし、「蒸気機関車のかま焚き」「電話交換手」など、さまざまな要因で消えていく職業が数多くあります。
それらより長い歴史を持つ「経師」が、今日に至るまで活躍し続けている理由は先述したように「時代の変化に合わせて他業種のノウハウや技術を取り入れる」といったフレキシブルさにあるのではないでしょうか。
イベント経師に限定して見てみても、「簡単に剥がせる壁紙」や「使い捨て可能なスチレンボード」など、DIY部材に代表するような簡易的で安価な素材の流通多くなってきました。
そんな中で展示会やイベントのバックパネルで使用される木工パネルの装飾は、簡易部材が普及した現在においても、経師による装飾が一般的です。
経師は、インクジェットによる印刷技術やカッティングシートによる新たな装飾方法と混じり合い、美術装飾における新たなアイデンティティを確立しています。
「経師」あまり聞きなれない言葉といった印象の人が多いかと思います。
しかし、実はみなさんの意識していないところで、意外に目にする事が多い技術のひとつです。
意識をして見渡してみると、新たな発見が見つかるかもしれません。
東真トリニティー 岩崎
社員同士の交流、他部署との情報交換、表彰式、歓迎会、周年記念パーティ。
年に何度かの頻度で、社内イベントの開催を検討する企業も多くあります。
今回は、イベント会社の企画担当である私が、『社内イベントをいつもよりちょっと豪華に』
する為にどのような選択肢があるのかを解説していきます。
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大多数の企業では、自社の倉庫や会議室など、敷地内のスペースを活用してイベントを催すことが多いようです。
単純に費用が抑えられますし、普段から通勤している人が多いのでアクセスを考えなくて良いといったメリットが有ります。
会場選びに時間を割く事も無いので、日々の業務が圧迫される事も無く、良い事尽くしと言えます。
もちろん、敷地を利用した社内イベントも候補に入りますが、今回は『ちょっと豪華な』と銘打ってしまっている以上、それ以外の選択肢を紹介する事とします。
日本全国には、『宴会場』付きのホテルが数多く存在します。
2022年現在、ビジネスホテルが約9000件、旅館が約1万4000件、シティホテル約1200件、リゾートホテル約1700件が稼働していますが、
このうちシティホテルやリゾートホテルの大半が『宴会場』を併設しています。
ホテル宴会場の良いところは、「インフラ」にあります。
本来、「宿泊施設」「飲食店」としての役割を果たすホテルは、社内イベントに必要なインフラがほぼ揃っています。
他との違いが最も顕著なのは「食事」の分野です。
多くのホテル宴会場では、「宴会料理専門」のキッチンが存在しており、宴会用の出来立て料理をブッフェ形式やコース形式で提供してくれます。
また、音響や照明、映像などのコンテンツも、専門の業者が常駐している事が多く全てお任せできるところもメリットのひとつと言えます。
自社の敷地以外でちょっと豪華な社内イベントがしたい場合、真っ先に候補に上がるのがホテル宴会場でしょう。
カンファレンスルームは、首都圏を中心に数多く展開されています。
特に都心に近ければ住友不動産ベルサールなどが候補に上がります。
そもそも「カンファレンス」とは「会議」という意味で、「カンファレンスルーム」は文字通り「会議室」を指します。
会議や大規模な打ち合わせの時に利用する貸し会議室といったイメージが一般的ですが、場所によってはイベントホールを併設している事もあり、宴会場としての利用も可能です。
ホテル宴会場との大きな違いは、ほとんどの場合料理の提供が「ケータリング」に限られてしまうところです。
逆にホテルに比べて費用も抑えられ、必要なインフラも揃っている事がメリットと言えます。
ひとつの施設内に部屋数が多く、パテーション(仕切り)によって部屋のサイズが変えられたりとフレキシブルに対応してくれるので、予算と人数にあったバリエーションを提供してくれます。
「ホテルに割くほどの予算は無いけど、豪華な社内イベントが開催したい」といった場合の第一候補となります。
ホテル、カンファレンスはどちらかと言えばフォーマルな雰囲気かもしれません。
よりカジュアルに、ただ「楽しみたい」だけの社内イベントであれば、屋外も選択肢に入ります。
メジャーなところで言えば「キャンプ」や「BBQ」などのアウトドアイベントがおすすめです。
特に社内勤務の従業員やIT関係などの普段外に出ない職種は非日常の空間でコミュニケーションを深める良い機会となるのではないでしょうか。
費用的にもこの中では一番抑えられそうです。
デメリットとしてはなんといっても「天候に左右されやすい」ところにあります。
せっかく忙しい仕事の時間に都合をつけて予定を合わせたのにも関わらず、雨が降っただけで中止になってしまうのはもったいないですよね。
屋外のイベントを企画する際は、「予備日を設定する」「代替案を考えておく」といったリスクヘッジが必須となります。
JointKinemaは屋外映画上映会の設営、運営サービスで社内の福利厚生としても利用されています。
会場選びについて解説しましたが、「もっと煌びやかな社内イベントがしたい」といった場合は装飾に注力する事を検討しましょう。
例えば、会場にジョーゼットを吊るすだけでも雰囲気に大きな差がでます。
ステージの頭上には、看板も用意すると良いでしょう。
バックパネルやイントレを組み合わせる事でより視覚的に印象に残るイベントとする事ができます。
会場を予約した後に、装飾はイベント業者に個別で発注するのも経費の節約になります。
予算に余裕があれば、芸能人やパフォーマーなどのゲストを呼ぶ事もできます。
金額の相場はまちまちですが、旬な有名人やパフォーマーを呼ぶ事で、イベントの空気感を一気に変える事ができます。
ファミリーで参加するような社内イベントでは特にその効果を発揮する事ができるのでおすすめです。
いかがでしたでしょうか?
社内イベントはなるべく予算をかけずに開催したいという意見も多い一方、福利厚生の一環や社外へのアピールとして大々的に派手なイベントとする企業も少なくありません。
昨今はコロナ禍の影響もあり社内でのイベントを控えがちな傾向にありますが、リモートワークなどが普及しつつある現代において社内コミュニケーションを図る意味でも、少し豪華で印象に残るイベントを企画してみてはいかがでしょうか。
イベントの会場装飾などに用いられるトラス。
今回は、【トラス】の用語解説と施工例を見ていきます。
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本来、トラスというのは構造形式の一種です。
支柱(面)に対して、(基本的には)三角形になるようにサブの支柱を加えていき、
効果的に力を分散し且つ軽量な建築部材となるよう設計されています。
素材は木材や鉄、アルミなど多岐に渡り、身近なところでは段ボールなどもトラス構造を用いています。
イメージしやすいところで言うと、東京タワーなどはトラス構造を全面に利用した建築物です。
イベント装飾に用いられるトラスは、基本的に軽量なアルミ素材のものが多く、
建築で用いられるメガトラスのような大掛かりな物は使用しません。
基本的には300mm×300mmや、600mm×600mmなどの小径のアルミトラスを使用します。
接合部分は専用のクランプを使用し、大きさや角度を調整します。
軽量な為、転倒しないようにウエイトで錘を乗せるか、地面に固定する方法が一般的です。
シンプルな作りが故、一見活用方法に限りがあるように思えますが、そんな事はありません。
ステージショーのメイン装飾にトラスを用いた例
スポーツイベントのアーチトラスサイン
イントレとトラスを組み合わせた屋外映画上映会
他にも、展示会のブース装飾としてトラスを使用したり、ジョーゼットと組み合わせたりと、想像力次第で多様な使い方ができるのがトラスの良いところです。
もしかしたら、「こんな装飾がしたいけど、予算の都合で出来なさそう」「頭の中ではイメージ出来てるけど、現実に落とし込めない」
そんなお悩み解決の糸口になるかもしれませんね。
今回は、トラスの基礎知識と活用方法について解説していきました。
もしかしたら実はまだ発見されていないトラスの使い方があるかもしれませんね。
このブログでは、イベントに関する豆知識や施工事例を不定期で更新しています。
気になる事や分からない事があれば、お問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
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イベントに欠かせないステージ。
そもそもイベントに本当にステージが必要なのか、悩んでしまうケースもあります。
実際にステージ無しで演者が喋っていると、後ろの方の聞き手は誰が喋っているのか、どこで喋っているのか分からず会場が混乱してしまう事があるので前に立って人が喋るパートがあるイベントでは、ステージは必須のアイテムと言えます。
ひとくちに「ステージ」と言っても、その種類や施工方法は様々です。
購入するべきか、レンタルで済ますか、業者に頼んで立て込みしてもらうか、いろんな選択肢が生まれて困ってしまいますよね。
今回は、イベントで用いられることの多いステージについてご紹介いたします。
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会場によっては既にステージが備え付けられている場合があります。
例えば、屋外のイベント広場などは常設のコンクリートステージが建設されていることが多いですし、ホテルの大宴会場などは、普段は収納されているけれど必要な時だけ飛び出してくる跳ね上げ式のステージが備わっている場合があります。
本番時に「ステージが無い!」と焦らないよう、事前に施設のスタッフに確認を取りましょう。
常設ステージの良いところは、「常設ステージの設備が整っている会場には、必要な備品が揃っている事が多い」ところです。
常設のステージが備わっているくらいですから、催事に関わるインフラが整っている事がほとんどです。
ポータブルステージとは、運搬する前提で作られた移動式のステージを指します。
二つ折りに畳める仕様になっており、畳んだ際にキャスターで転がせるようになっています。
大きさは900mm×1800mmや1200mm×2400mmなどがあり、高さもH400mm~800mmと会場によって所持しているサイズが違うので、サイズにこだわりがある場合は確認しておきましょう。
足のゴムキャップ部分がアジャスターとなっており高さの微調整が行えるタイプが多い為多少の段差や傾斜であれば調整が可能です。
ひとつひとつの重量はかなりの重さですので、段差を持ち上げる際などは注意が必要です。
「ポータブル」とはいっても、運搬などはトラックを使用しなければ難しいでしょう。
その代わり設営自体は非常に簡単で、レバーを引きながら開くだけで専門的な知識などが無くても誰でも簡単に設営できるようになっています。
ただ開いて置くだけだと脚がむき出しになってしまう為、一般的には「スカート」と呼ばれる腰巻をぐるりと巻きます。
その為、ポータブルステージの外周にはベルクロ(マジックテープ)が仕込まれている事が多くなっています。
保管時はなかなかのスペースが必要となりますので、レンタルするか購入するかは入念に検討した方が良さそうです。
木工ステージは読んで字の如く、木製の仮設ステージです。
古くから日本の催事に用いられており、「馬」または「箱馬」と呼ばれる木製の脚にこれまた木製の「平台」という板面を組み合わせてひとつのステージを作り上げます。
基本的には「尺寸」なので300mm毎に大きさの変更ができますが、木製ですので特注の平台を発注する事もできます。
ポータブルステージに比べ設営に技術と時間を要する反面、形や高さの幅が広く自由な設計が可能となります。
他のステージと同様、足部分が丸見えになってしまう為「蹴込み(ケコミ)」と呼ばれる木工パネルで腰回りの装飾をするのが一般的です。
ほとんどの場合、「購入」と言った選択肢は無く、業者に施工と撤去をお願いする事となります。
インテリステージは、ポータブルステージ同様、移動、運搬が容易に行えるステージの一種です。
大きな違いは、「脚部分の形状」でしょうか。
インテリステージは蛇腹状の脚を広げて支えを作り、その上に天板を乗せてステージとします。
ポータブルステージと違い、比較的軽量で設営も用意に行えます。
その反面、足の高さが可変式でない為固定されてしまう事や、微調整をする為のアジャスターがついていない為、平らな地面にしか設置できません。
屋外での使用には不向きと言えます。
サイズは1m間隔で販売されている事が多く細かい調整には向いていませんが、自社の催事用で決まった場所でしか使用しないのであれば最もコスパの良い選択肢となります。
レンタル、購入、どちらも選択肢に入りますがポータブルステージ同様保管場所の確保を念頭に検討した方が良いでしょう。
ステージの種類と選択肢について解説しました。
1.使用目的が限られているならインテリステージ
2.運搬、微調整が必要で様々な用途で使用するならポータブル
3.凝った装飾や自由な形状を求めるなら木工ステージ
4.会場に備わっていたら、そもそも考える必要は無い
必要なステージの種類が絞られてきたのではないでしょうか?
わからない事があればイベント業者に相談してみるのもアリです。
スムーズなイベント運営を目指して、できる限りの備えをしておきましょう!
→ステージに関するお問い合わせはコチラ
イントレとは、イベントや映画撮影などに使われる移動可能な足場の事を指します。
作業時や撮影時に移動しながら高所での作業が可能となる為、高所作業車が用意できない
シチュエーションや、平坦な地面での高所作業に便利です。
また、移動する必要が無い場合などは、ローリング(キャスター)部分を固定式の
ベースに組み替えて、照明や音響機材を吊るす使い方もあります。
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イントレの語源とはなんでしょうか?
パッと聞いた感じ、英語か何かの略語かと思ってしまいがちです。
略語は略語なのですが、想像とは少し違ったルーツを持っているのです。
そのルーツは、1916年に遡ります。
アメリカの映画監督であったD・W・グリフィスは、異例の大ヒットを記録した
自身の監督映画『國民の創生』などで挙げた利益を元に、新たな映像作品を生み出します。
その名も『イントレランス』。
イントレランスは、「不寛容」といった意味合いを持ち、いつの時代にも存在する
人間の心の狭さを糾弾した風刺的な名作として、のちの映画界に多大な影響を与えた
作品のひとつです。
この物語では、4つの「不寛容」のエピソードを並行して描くといった作りになっており、
そのなかでも「バビロン編」では、高さ90m、奥行き1200mにも及ぶ巨大な城塞のセット
を使用しました。
しかし、セットが巨大であったが為に、俯瞰の映像の撮影が難しく、当時の技術で俯瞰映像を
多く撮影する事に苦戦した製作陣は、建設現場などで見られる鉄骨の仮説足場をセット内に
作り、俯瞰映像を撮影したのです。
当時から建設用の足場自体はありましたが、それを映画撮影に用いるという革新的なアイディアが
話題を呼び、現代に至るまで仮設足場を「イントレランス」略して「イントレ」と呼ぶように
なったと言われています。
つまり「イントレ」の語源は「インスタント◯◯」とか「〇〇トレーラー」とかでは無く、
1916年公開のアメリカ映画の題名を略してつけられた呼び名という事です。
ちなみに、この「イントレランス」の映画自体は38万5000ドルという当時では超大作と言える
ほどの巨額の資金を投じて製作された為、興行的には大惨敗といった結果となりました。
今回は、一般的に使われる事の多い「A2」イントレについて解説していきます。
A2イントレとは、1800mm×1500mm、高さ1500mm程度の鉄骨を積み重ねる事で
足場として使用します。
主な部品は「建枠(たてわく)」「筋違(すじかい)」「布板(ぬのいた)」
「ジャッキベース」「ローリング」「手すり」などで構成されており、
場合によってはアウトリガーなどで安全対策を行ないます。
必要な資格
イントレを使った作業には、資格が必要となります。
高さ5m以上(イントレ4段以上)の組み立て、解体作業には「足場の組立て等作業主任者」
それより小さなイントレでも「足場の組立て等業務に係る特別教育」を受講し、資格を取得
しなければなりません。
イントレが必要だけど資格が無いと言った場合には、イントレのレンタルも含めて業者に
依頼すると良いです。
イントレのルーツと、必要な物、資格について解説していきました。
みなさまのイベント業務に、少しでも貢献できれば幸いです。
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賀詞交歓会という言葉を耳にした事はありますか?
経営者や会社の責任者などの任に就いた事のない人々には聞きなれない言葉かもしれませんね。
今回は、賀詞交歓会とはどのような行事なのか、何の為に催されるのかを イベント施工の観点を交えて詳しく解説していきたいと思います。
Table of Contents
賀詞交歓会とは新年に催されるイベント行事のひとつで、企業や行政、組合などが主催となり
界隈の経営者や責任者を集めて新年の挨拶を交わし合う場となります。
「がし-こうかんかい」と読み、「賀詞交換会」と表記される事もあります。
主な目的は、地域企業の発展や企業間の情報交換、名刺交換などが挙げられます。
先述の通り、目的は地域企業の発展や情報交換、名刺交換となります。
これは主催側の目的となりますが、参加者側には一体どのようなメリットが生まれるでしょうか?
言わずもがな、情報交換で有益な情報を得る事ができます。
主催の目的によっては同業種の経営者が集まる会もあれば、全く異なる業種の責任者が多く参加する場合もあります。
いずれにせよ多くの経営者(責任者)が参加する、またとないビジネスチャンスとなります。
参加するのであれば多めに名刺を持っていき、より多くの出会いとチャンスを掴みましょう。
場合によっては、自社の新製品やサービスのアピールをする事もできます。
他業種や類似する業種の経営者が多く集まる賀詞交歓会では、今までにない新たな出会いが生まれるかもしれません。
これは、新たな顧客を発掘するだけにとどまらず、今後数十年単位で付き合う事になるかもしれない、ビジネスパートナーなども含まれます。
ネットでの出会いが当たり前の現代社会、実際に顔を突き合わせて会話のできる、数少ない貴重な機会と言えるでしょう。
既存の取引先への挨拶をまとめて出来るという事もメリットのひとつです。
新年の挨拶を一件一件足で回るよりも効率的に済ませる事ができます。
そもそも、賀詞交歓会という聞きなれない言葉を耳にして、「結局、どんな雰囲気?」 と疑問に思う方もいるかもしれません。
今回は、初めて賀詞交換会に参加される方で不安な方の為に、弊社で施工した一例をご紹介させていただきます。
まず初めに、中央にそびえる金屏風とステージ。
これは、主催や来賓の挨拶などをする為に用意されたものです。
今回は行政主催のため、吊り看板の下には国旗と区の紋章旗を共吊りしています。
区営の体育館を装飾してひとつの大きな会場とするため、壁沿いにぐるりと紅白幕を流してめでたい新年の雰囲気を醸し出しています。
ステージの両脇にはジョーゼットと大型のスクリーンが設置されいます。
→ジョーゼットについての詳しい記事はコチラ
来賓席もご用意。
紅白幕に合わせてパンチカーペットは赤色に。
→パンチカーペットについての詳しい記事はコチラ
会場の壁沿いには寿司や蕎麦などの出張屋台がズラリと並びます。
中央には、ケータリング用のテーブルを。
ケータリングや屋台で美味しい料理を楽しみながら、スムーズに移動できるように
考えられたレイアウトです。
賀詞交換会は多くの経営者が一同に集まる会ですので、初めて参加する際は足を踏み入れづらいかもしれませんが、一歩踏み出す事が今後の莫大な利益を産む可能性もあります。
裏を返せば、積極的な経営者と顔合わせのできる数少ない機会ですので、この機会に是非一度、参加してみてはいかがでしょうか。
イベントの装飾を担当した際に「ジョーゼット」という言葉を聞いた事がある方もいるかもしれません。
基本的に服飾業界で用いられる言葉ですが、イベントで使う際は一体どのような意味があるのでしょうか?
今回はイベント業界で使う「ジョーゼット」の言葉の意味と、その使い道について解説していきます。
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まず初めに一般的に用いられる所謂「ジョーゼット」とは、「ジョーゼットクレープ生地」の事を指します。
ジョーゼットクレープ生地は、強撚糸を使用して平織りし、仕上げに生地を縮ませた縮緬(ちりめん)の一種です。
主にドレスや羽織物などの衣類に用いられる事が多く、薄地で軽いといった特徴を持っています。
イベントに用いられるジョーゼットは、服飾業界で用いられる意味合いとは少し差異があります。
「生地そのものの素材」を意味する服飾業界の「ジョーゼット」に対し、イベント業界ではメインステージなどの背景として使用する背景幕の一種として用いられます。
生地の種類としては、「ジョーゼット地」「サテン地」「スムース地」などがあります。
これらを総称して「ジョーゼット」と呼称する業者もあれば、それぞれの生地の名称で呼称する業者もあります。
ヒダをつけて装飾している場合と、そうで無い場合があるので、イベントの目的や会場の雰囲気に合わせて選ぶと良いでしょう。
背景幕は、先述したようにさまざまな生地で作られています。
色も生地の中から豊富に選べますが、イベント業者が在庫として持っているのは基本的に「白」か「黒」が主となります。
特色の生地が必要な場合など、面積によってはかなり高額になってきますので、事前に見積もりをとっておきましょう。
弊社では、防炎加工を施した生地のジョーゼットも取り扱いがございます。
用途としては、例えば式典があります。
普段はあまり気にしない事が多いですが、「記念式典」やホテルで行われる「宴会」などはメインステージの背景としてジョーゼットが使われている事が多くあります。
最もメジャーな使用用途としては、「結婚式」が挙げられます。
結婚式は、新郎新婦が着席する「高砂ステージ」の後ろにジョーゼットが施されます。
結婚式で使用する場合は、半円型のドレープや両サイドの「しぼり」などで普段より煌びやかに装飾する事が多いです。
カーテンのように開閉できる細工を施し、スクリーンが現れるような仕組みに出来たりと応用が効くのもメリットと言えます。
他にも、資材置き場を隠す為にジョーゼットを使ったり、ディナーショーの足場を隠す為に使用したりと、さまざまな使い道があります。
もはやイベントごとには無くてはならない存在のジョーゼットですが、その他の装飾も同時に施したい場合などは、イベント業者にまとめて依頼するのが得策です。
例えば、ステージやバックパネル。看板や感染対策グッズのレンタルなど、イベント業者に発注する事でワンストップで設営まで任せられるので便利です。
いかがでしたでしょうか。
イベントとは切っても切れない「ジョーゼット」。
一口に「ジョーゼット」といっても様々な種類や用途があることがわかりました。
このサイトでは、イベントで気になるアレコレを不定期で配信しています。
イベントごとでお悩みの事がある方。費用が気になる方。
どんな事でも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。
商業施設やホテル、テーマパーク、飲食店など、施設のオープンが決まれば一般客向けまたはプレス向けに開業記念式典を催す事があります。
式典を開催する事で、竣工前から気になっていた地域住民の注目を集めたり、メディアなどに取り上げてもらい施設やサービスの周知をする事ができます。
今回は、開業記念式典の開催が決まったら準備するものを、舞台装飾の観点から解説していきます。
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テープカットは、竣工した施設や建物の披露と、新たな出発をお祝いする意味でオープニングセレモニーなどに多く用いられます。
必要な物品は
●紅白リボン(人数が多くなるほど長さが必要)
●テープカット用ポール(リボンの長さに応じて本数が増加)
●テープカット用ハサミ(ゴールドの物。人数に応じて数量増加)
となります。
ポールのスパンは、1~3人程度までは1スパン。
4人以上の場合は2~3人ごとに一本ずつポールを置いていくのがベターです。
会場やステージの大きさにより変化するので、事前にレンタル業者やイベント業者と打ち合わせておいた方が良いでしょう。
胸章は、リボンで造作した花と、名札用のリボンが一体となった物です。
テープカットに参列する参列者分用意しましょう。
花の大きさや色などは選択可能となっており、名札部分に名入れをする事もできます。
礼装用の手袋は、「レンタル」ではなく「売り渡し」となるパターンもあります。
ポールやハサミなどはゴールドに装飾されている事が多いので、指紋がつかないように着用します。
テープカットする際は手元に注目が集まりやすいので、見栄えの面でも手配しておいた方が無難です。
平地で開催する場合、別途ステージの用意が必要となります。
施設内にステージ付きのイベントスペースなどがある場合は不要です。
ポータブルステージは木工のステージ造作と違い設営に時間もかからず、費用も抑えられるのでおすすめです。
ステージには「スカート」と呼ばれるステージ用の腰巻きがありますので、一緒に発注すると良いでしょう。
ポータブルステージは、高さ可変式の物があり、200mm、400mm、600mmなど自由に変更できます。
ただ、ステージの高さにより必要なスカートの種類が変わってきますので、要注意です。
パンチカーペットは、イベント用の簡易不織布カーペットです。
式典などではステージの上に赤いパンチカーペット敷く事が多いのですが、必須ではありません。
ステージの他、登壇までの導線をレッドカーペットで装飾する例もあります。
パンチカーペットについての詳しい説明はコチラをご覧ください。
くす玉は絶対に必須ではありませんが、インパクトのある発表がしたい時などは取り入れましょう。
会場によっては、「トラス」と呼ばれるイベント用の枠組みを組み、そこに吊るさなければならない為、基本的には業者に施工までお願いする事になります。
司会は、社内ので得意な人物がいれば外注する必要はありません。
該当する人物がいない場合、イベント業者に装飾とまとめて手配してもらえる事があります。
ポディアムとは、司会台の事を指します。
司会が台本や進行表を置く台として使ったり、小型のマイクスタンドを置いたりするものです。
スピーカーやマイクなどの音響設備が必要となります。
屋外や半屋外などの開けたスペースで開催する場合は、ほとんどの場合必須となります。
企業やサービスのPRの際は、ステージ後ろにバックパネルを作る事があります。
パネルにロゴを印字する事で装飾をより印象的にするだけでなく、ブランディング認知につながります。
パネルの種類には、木工のパネルを用いたベーシックな「木工パネル」や簡易的な「バックパネルスタンド」などがあります。
木工パネルの場合、見た目も綺麗で写真映えもしますが、設営業者が必須です。
バックパネルスタンドの場合は、繰り返し使う予定があれば費用面でもお得と言えます。
しかし、簡易的に使えるといっても慣れていないと設営にも時間がかかってしまう為、スケジュールに余裕を持っておくとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか。
オープニングセレモニーや式典関係は、人生でそう多く経験する物ではありません。
実際に急に担当者に指名された場合にスムーズな運営ができるよう、入念に準備しましょう。
株式会社東真トリニティーでは、イベントに関するノウハウや技術に精通したスタッフが多く在籍しています。
イベントでお困りの事があれば、いつでもお気軽にご相談ください。
パンチカーペットとは、フリース素材の繊維を針で突き刺し絡ませ、布状に加工した不織布カーペットです。
その製造方法から「ニードルパンチ」と呼ばれる事もあります。
不織布(ふしょくふ)とは、読んで字の如く「織らない布」。つまり、洋服やタオルのように糸や繊維を織って加工する布製品と違い、繊維と繊維が絡まる事で布状になっている素材を指します。
最近では「不織布マスク」も目にする機会が多くなり、ガーゼマスクに取って代わって定番化しています。
不織布であるパンチカーペットは切ったり貼ったりの加工が非常に容易に行えるうえ、所謂起毛の絨毯などに比べて価格も安価といった特徴もあります。
見た目は一般的な起毛の絨毯に比べややチープな印象を受けますが、短期のイベントや展示会、結婚式のレッドカーペットなど様々なイベント行事で用いられています。
しかしその反面、床材の性質によって施工方法を変えなければなりませんので、その点では専門的な知識や施工経験が必要になってきます。
例えば、WAXで磨きのかかった床面に強粘着の両面テープで施工をすると、撤去の際テープがWAXを持ってきてしまい、最悪の場合、床面全面にWAXをかけ直さなければならないような事態になりかねません。
自身で施工される際は、床材や設置部材の材質に注意して、撤去を想定した施工を心がけましょう。
弊社では、消防法の防炎規則をクリアしているパンチカーペットの取り扱いもしています。
ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問合せください!
イベント行事に関わることは
東真トリニティーへまずはお気軽にお問い合わせください。